メッセージ的なものとかお気に入りの「変な日記」を集めてみました

変な日記集

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変な日記集2




ピーターパンは言う。

ずっと子供なのも素敵だけど

たまには大人になってみたい。

僕は言う。

『成長する』と『大人になる』は違うだろ?

体の成長を気にするより、心の成長を気にしなよ。

ほら、ティンクが迎えに来た。

ピーターパンは窓から出て行く。

僕は訊く。

なぁ、ピーターパンに大人になってほしいかい?

ティンクは答える。


すね毛、嫌



もぐもぐ

もぐもぐ

もぐもぐ

もぐもぐ

もぐもぐ

ビーフジャーキー味のガムはうまい



ステキな時間を過ごす為

ステキな事をしようとした。


ステキな事って何だろうと考えていたら

ステキな時間が終わりを告げた。


イヤな時間が訪れた。

イヤな時間を過ごしている時は

ステキな事が思い浮かぶんだけどなぁ・・・



「ねぇ、内藤君」

『何だ?』
内藤君はこちらを見た。

「お土産持ってきてくれるのは嬉しいんだけど・・・」

『嬉しいんだけど?』






「ネズミはどうかと思うんだけど・・・」



『ネズミ嫌いなのか?』
内藤君は少し驚いている。

「嫌い以前に、食べないっす」



『不死身の肉体と不思議な肉体どちらがいい?』
鬼頭教授が言う。

「・・・不思議な肉体って?」

『・・・やはり、惹かれるか?』
鬼頭教授が不敵な笑みを浮かべた。

「そりゃ、惹かれますよ。で、どんな肉体なんですか?」

『・・・』
鬼頭教授こちらを見ている。

「・・・」

『なってみるか?』

「・・・答えになってないです」

『なれば分かる』
鬼頭教授の声が大きくなる。

『情報のある冒険はつまらんだろう? 地図の無い旅に行こうではないか!』
眼が血走っている。

「方向も決めない旅は嫌です」











鬼頭教授は寂しそうに三角フラスコを掃除しはじめた。



『この星から悲しみを消したかった』
柏君が唇を噛み言った。

「無理だよ」

『・・・そうだな・・・』
柏君は目を細め笑った。

「・・・でもさ」

『ああ、そうだな』
柏君はふわりと階段から浮かんだ。

『笑顔をさ、・・・』

「ああ」



外を歩けば


泣きっ面の鬼がとぼとぼと歩いていた。

体中に小さなあざをたくさん散りばめている。

辺りを見渡すと結構たくさんの鬼がいた。


『はっはっは、あなたも追い出されたんですか?』

『ええ、そうなんですよ』


そんな会話が聞こえてくる。

日曜日の家を追い出された父親みたいな光景だった。



となると



僕は、てくてくと、駅に向かった。


やはりパチンコ屋にはたくさんの鬼と・・・中年男性がいた。

和気あいあいと・・・異文化コミュニケーション。

か?



どこまでも続くと思われた後悔

後悔する事に後悔している自分を見つけた時

ふと、笑いが込みあげた。

自嘲、嘲笑、笑い話

ああ、なんだよコイツ

よく分かってるじゃん。


誰かに可哀想な自分を見てもらいたかったんだ。



鎖に巻かれた虎を見つけた。

「なぁ、辛くないか?」

虎はニヤッと笑い言った。

『これが俺の自由さ』


鎖に巻かれた虎を見つけた。

「なぁ、辛くないか?」

虎は僕の目を見て言った。

『壊すのが、壊れるのが怖いのさ、たとえそれが肉に食い込む鎖でも』


鎖に巻かれた虎を見つけた。

「なぁ、辛くないか?」

虎は大きく笑いながら言った。

『これはおしゃれさ』



その人は、ベットの上のカウンセラー




その人の前では




ある人は泣きじゃくり




ある人は目を伏せ




ある人は深く頭を下げ




ある人はまだ頑張ろうと思い




ある人は恐怖する




その人は、ベットの上のカウンセラー






本当の絶望を見せてくれる人。



パソコンに向かって文字を打っていると、山の方から、内藤君が来て窓枠にとまった。

黒い体を大きく膨らませ、

バサバサッ

と身震いし、スッとこちらを見た。

『フッ』

内藤君はくちばしを窓枠に擦りながら笑う。

「なんすか?」

『いや、別に』

内藤君はにやついている。

「・・・あっそうですか」

僕は無視する事に決めた。

普段なら30秒と経たないうちに

『・・・仕方が無い、訳を話そう』

と、言う。 実に簡単な性格だ。

『ネットってさ、世界を広げるけど、狭くもするよな。っと思ってさ』

「ふむふむ」

『自分好みの情報だけを集めて、世界を狭くするのもどうかと思うんよ』

「ふむふむ、つまり、外の世界に出ろと?」

『深く知る事も必要だと思うけど、それだけで良いと思ってしまうのはどうかと思うんよ』

「ふむふむ、つまり、外の世界に出ろと?」

『それで、お前はどっち側なのかな? と思ってさ』

「ふむふむ、つまり、外に出て一緒に合コンに来いと?」







『・・・よく分かってらっしゃる』

「・・・はぁ〜」

『なぁ、どこでばれた?』

実に分かりやすい性格だ。



電話ボックスで飯を食べていたら、隣のボックスに神が来た。

「お前今まで何してたんだよ! 俺らに何してくれた!」
と怒鳴り込もうとし、食べていた弁当の置き場所に困っていると、なにやら話し声が聞こえてきた。

『どんなに頑張ったって、恨まれるんだよなぁ・・・。良い事あると運が良かった、神様ありがとう。
 だけど、悪い事あると、神様は無能。使えない。
 ってさ、マロがいなかったら、もっとひどい事になってるのに・・・』

・・・。

『ああ、上手い事言うね、まさしくサッカーとかのキーパーな感じだよ。
 99発のシュートを止めても1発入れられて、負けると文句を言われる。
 でも、マロの頑張りは見えないからさらに質が悪いね。』

・・・・・・。

『マロも頑張ってるっちゅーねん! 悪魔の所為やっちゅ−ねん!!』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

『愚痴聞いてくれてサンキュ!』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・目が合った。

『ぎゃー、悪魔ぁぁぁ!!!』

神はテレカを抜いてすぐさま消えた。

・・・「マロ」って単語・・・何かムカツクな・・・



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