オオオオォォォ

こすうさんリクの


黒系のラブラブ絵





真っ赤やね




ストーリーは




自分が憎くて怖くて嫌いな男が

天女のような女に遭った


透き通るような白い肌

朝露のように輝く瞳


猛獣のような体

鋭く尖った爪や牙




「また今日も来たよ」



「・・・何故逃げるの?」



『触れたら壊れそうで怖い』



「ふ〜ん・・・今日は梅干持って来たよ」



『ウメボシ?』



「投げるからちゃんと口で捕ってね」


『よし、投げろ』









『っ!!』


「あははははははは、美味しい?」


『・・・初めて・・・食べる・・・味だ』


「梅干って言うの、変な味だけど、毒じゃないから安心していいよ」


『ガリガリ』


「種は食べなくていいの!」


『んぐっ。 毒でもかまわない』


「え? なんで??」


『お前がくれたものなら何でも貰う』


「何? 告白?」


『・・・ウメボシのお礼にこれやる』


「投げて投げて、美味しい木の実?」


『投げるぞ』



「やった! 口で捕れた!」


「にがっ!」


『ははは、さっきのお礼だ』


「これは仕返しって言うのよ!」


『苦いが、毒じゃないから安心しろ』



「毒でもいいんだけどね」



『何だ? 告』


「私、もうすぐ死ぬかもしれないんだ」



『?』



「私ね、あの力を使うと体に無理が来るみたいなの」


「便利な力なんだけどね・・・あなたも助けること出来たし」


『なら、もう使うな。また俺の首が斬られても助けなくていいぞ』



「それは無理だな。 私の意思じゃどうにも出来ないからさ」



『お前の父と母か?』



「うん。 二人の病気がちゃんと回復するまでは・・・・・・ね」



『今度、俺が元気かどうか見に行ってやる』


「ありがと、でも気をつけてね」


『ああ、月の無い夜に行くから大丈夫だ』


「それじゃ、月の無い夜の次の日に来るから教えてね」


『ああ』






数日後、月の無い夜が訪れた




以前、教えられた女の両親の家に行ってみると



「流行り病治療中につき入るべからず」

の札が入り口の戸に貼られていた


家をぐるりと一周したが中の様子がわかるような窓は無かった




『仕方ない』


男は強引に戸を開けた





悪臭を放つ二つの塊がそこにあった




男はずかずかと中に入り、二つの塊をじーっと見ていた



ずるりとめくれ剥き出しになった頭蓋骨には幾筋ものひびがあった



男はおもむろに腐敗した塊の口をこじ開けた


『違うな』


そして、もう片方の塊にも同じように手を突っ込み口をこじ開けた


『・・・前歯が二本無いのは・・・・・・父か』



『今、神さんとこに連れて行ってやるからな』



男は二つの塊を両脇に抱え外に歩き出した



山を登り、頂上の大きな樹の下に二人を埋葬した



『神さんに近い場所だから、すぐに生まれ変われるぞ』


『俺の爺さんも父さんもそこから神さんとこに行ったんだ』




男は山を降り、朝焼けが辺りを覆う頃、いつもの場所に戻ってきた



『なぁ、神さん・・・約束は守らなきゃダメだよな?』


『伝えなきゃならんよな?』



男は天を仰ぎ呟いていた











『なぁ、神さん』














男はそのまま眠ってしまい
辺りはすでに藍色の静寂が支配していた
















(おい、鬼)


フクロウが男に話し掛けてきた


『なんだ』


(昨日の夜どこいってたんだ?)


『あの女の家だ』


(その女が昨日の晩、死んだぞ)


『・・・?』


(冗談じゃない、死んだんだ)


『あの力を使ったのか!?』



(いや、くだらない理由さ・・・・・・あの女、家主との交わりを拒否したんだ)






ギリと歯軋りが鳴る


『それだけの理由か?』


(ああ、人間てのはどうして食べもしないものを殺すかねぇ?)


『フクロウ、遠くへ行け』



バサッっとフクロウが逃げるように飛び立った


(この場所ともお別れかな?)


フクロウが呟くと共に悲痛な叫び声が森を揺らした



(かなしいな、鬼よ)















大きな屋敷の門番は自身も気付くことなく体を引き裂かれ絶命した



男の眼は赤く染まり狂気に身を委ねていた


門を飛び越え、身体を赤く染めながら屋敷に入って行った



目に留まったものは全て破壊した


男も女も怯えて動けない者も逃げ出す者も

全て等しく破壊した




灯りの火が倒れ、畳の上を炎が走る




やがて


人の気配が無くなった屋敷を男は彷徨う




『なんだ・・・ここにいたのか』



男は棺の前で立ち止まった




『いつまで寝てるんだよ』




棺のふたを開ける




中には白装束に劣らない白い肌の女が静かに眼を閉じていた




『こんなもの、まだ必要ないだろ?』




頭の三角布を強引に取る




『ほら、目を覚ませよ』




服で手についた血を拭い頬を触る





『お前ってこんなに冷たかったのか?』





初めて触れた女の肌はとても冷たく温もりなど全く無かった





『なぁ、朝になったら眼を開けてくれるだろ?』









男は女を脇に抱え歩き出す















『外に行こう
















いつもの場所だ
















もう、ここには戻ってこなくて良いんだ
















なぁ、またウメボシ食わせてくれよ














俺、腹減ったよ



































明るくなってきたな、もうすぐ朝だぞ







































着いたぞ。いつもの場所だ















座るか?














ほら、胸に寄りかかれよ




























俺な













首を斬られたとき、もう死ぬと思ったんだ














だから、この大きな樹の下で神さん待ってたんだ
















爺さん達のところよりは神さんに近く無いけどな















それで、しばらくして眠くなった時















お前が来た
















神さんが来たと思ったら
















不思議な力で傷を直してくれた

















こんな姿の俺なのに





















なぁ? お前、もしかして神さんか?


















それとも神さんの子か?









































ああ、朝日だ































キレイだな』



















男は大きな樹の下に座り、後ろから女を優しく包んだ。














暖かな光が二人を包む














こんな感じのストーリーです(長い)


純愛で、おもわずうるるんと涙するような


このリクは無理だったかな?



 

説明 


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