何で、嘘ついたらダメなん?
正直な気持ちを隠したい・・・そう思う気持ちを
正直に表したら・・・それは本当の気持ちって事で・・・
それでも嘘なん?
鼻が伸びて
鼻が伸びて
壁につかえて
動けなくなって
鳥が巣を作っても
嘘を吐いて
嘘じゃないって言って
本当の気持ちを表していくよ |
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前を見るのが偉いこと
上を見るのが偉いこと
すばらしいこと
そう教わってきたし、みんな言ってたけど
そうなのかな・・・
時には横を
時には下を
後ろを向くことも必要なんじゃないかな・・・
と、思った無重力サッカーの試合でした
きっと明後日は筋肉痛だろうなぁ |
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我慢して
仮面をつけて
我慢して
仮面がめんどくさくなって
仮面を脱いで
誰にも会わなくなって
これじゃダメだと思って
また仮面をつけたんだけど
数時間前につけていた仮面なのに違和感を感じて
仮面を調べてみるんだけど
特に変わってるところが無くて
ふと鏡を見たら・・・
僕の顔が変わっていたことに気付いた
なんて顔してんだよ・・・自分 |
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天国を作ろう
犯罪発生率は0に近く
皆が人を思いやる気持ちを育て
やられたら嫌なことをしない
この街は平和で、優しさに溢れ、みんな死ぬまでそこに住み続けたいと思わせる
そんな街を作ろう
その街づくりで必要としたのが厳罰だった
罪さえ犯さなければ、そこは天国のような街
数十年前、そんな街を作った人達がいた
この天国の様な街に暮らす人達は天使の様な優しく、人が嫌がることはせず
皆から愛され、皆を愛する・・・
そんな人達ばかりの街になった
なのになぜ、この街から出て行った人たちは犯罪を犯すのだろう |
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『賞味期限が切れてから』
そんな売り文句の新商品『未クサレ食品』がぞろぞろと出ている
ここのスーパーもこの『未クサレ』商品の品揃えは豊富だ
好みの発酵状態を自分で選べる見極める
そんなコンセプトで売り出されたこの商品
意外に売れ行きは悪くないらしい
人気の秘密は美味しさだけではない
この『未クサレ』・・・
別名『チキン』『肝試食品』と言われている・・・
想像は簡単だろう・・・
賞味期限という限界を超え
消費期限という第二の限界に挑む輩が世間には思った以上に多かったのだ
料理番組やお笑い番組でもよく見るようになったが
いざ、買うとなるとどうしたものか・・・
腕組みをして考え込むこと20分
やめることにした
脳裏に
っく、あれは発酵じゃない・・・腐敗だ・・・と言ってうちのトイレに駆け込んだ
合コン帰りの奴がいた事を思い出した |
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外が暖かくなってきて
コタツもストーブも要らなくなって
また押入れに閉じ込めるわけなんだけど
「もう、私を必要としなくなったの・・・?
確かにもう暖かくなってきたけど・・・あんなに暖めあったのに・・・あんなに必要としてくれたのに」
・・・
毎年・・・これが嫌だな・・・
去年は夏まで仕舞えなかった・・・ |
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猫が冬支度をしていた
ああ、もうすぐ冬将軍のおっさんが来るのかぁ
もう年末だなぁ〜と
商店街を自転車で通っていると
コラー、危ないから自転車から降りなさーい
と、注意された
そんなに下手じゃないのになぁ・・・と思いながらも降りて手で押していった
買い物も済ませ
帰宅途中の信号待ち
いざ行こうとすると
あ、ちょっとキミ、その自転車キミの?
と警官に呼び止められた
色々と調べられ解放されたが見たいテレビ番組には間に合わなそうだ
自転車乗ってる人間は肩身が狭いなぁ
と、公園の池でタバコを吸ってる鯉のニッキーにぼやいてみた
水面でぷかぷかと悪戦苦闘しながらタバコを吸っているニッキーは
んじゃぁ、自転車やめれば?歩けば良いじゃない健康のためにも
・・・そのまま言葉を返すよニッキー |
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いくらサメが強かろうが
水が無ければ無力に等しい
いくらハヤブサが速かろうが
空が無ければ無力に等しい
いくらヒトが賢かろうが
道具が無ければ無力に等しい
・・・
で、内藤君は何が無かったから合コンで上手くいかないの?
内藤君は窓越しの空を見ながらつぶやいた
『ラヴ・・・かな』
どっちの・・・?
『・・・』 |
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一人の学生が信号無視をした
そのせいで、この国の通貨が紙切れ同然になる
ありえない話ではない
内藤君開催の合コンで
内藤君がモテたことが無いのは僕のせい
と、内藤君が言い張る
ありえない話では・・・・いや、ありえない話だ |
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UNDER THE SEA
新しい
って、なんか発音似てるよね
窓際の木の芽が言ってくる
ラブミーテンダー
と
なにいってんだー
って似てるよね?
と返しておいた。 |
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三角頭のおじさんが
テレビの中でこう言っていた
頑張れば
頑張った分だけ後悔する
失敗することの多い世の中へ
失敗を前提とした御言葉だった |
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走っても走っても
追いつけない
走っても走っても
逃げれない
何度も繰り返し
同じものは戻って来ない
それは酷く当たり前で
それは酷く残酷だ |
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木を植えよう
この地面に木を植えよう
アスファルト
コンクリート
堅い地面
それよりも堅い意思
そしてこのどこでも生える君
これさえあればどんな場所にも
ほらっ!
おねぇさんがニコニコしながら商品を紹介している
おねぇさんが指差した所は
不毛
だったであろう所
中年のハゲ頭にカイワレのような葉っぱが一本
『まさかこんな所にも生えるなんて思ってませんでした』
おっさんはにこやかに話している
テレビ画面の隅には
危険ですので真似しないで下さい
と注意書き・・・
危険な商品だ・・・ |
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第三次パーマネントブーム到来
ネコも杓子もパーマネントだ
・・・
だけど・・・
無理だよなピエール君・・・
君は魚だ
曲げるところなんて・・・
あ、へそ曲げた |
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